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『8020運動』というものを ご存知でしょうか?これは、「80歳任なっても20本の歯を残そう!」という運動です。人間は28本の歯(親知らずを除く)のうち、20本以上の歯が残っていれば、ほとんどの食べ物を噛み砕いて食べられると言います。自分の歯で食べた方が、食事も美味しく食べられますよね?8020運動とは、80歳になっても20本以上の歯を残して、楽しく食事をし、健康を保ちましょうという運動です。ご利用者様の中には、健康で丈夫な自分の歯を持っている方もいるかと思いますが、一般的には、70歳以上の高齢者の歯は10本以下と言われています。つまり、ほとんどの高齢者が入れ歯を使用しているか、歯が少なくても噛み切れる軟らかいものしか食べていないということです。
『誤嚥性肺炎の恐れ』
しっかりと食べ物を噛み砕かないと、誤嚥性肺炎を引き起こしてしまう可能性があります。誤嚥性肺炎とは、本来気管に入ってはいけないもの(異物)が入ってしまい、肺炎になることを言います。この異物は通常、普段食べている食べ物や胃液、または、食物以外のもの(ホコリ・虫など)を連想しますが、実は唾液の誤嚥も肺炎を引き起こす可能性があります。正確には、唾液に混ざった口腔内の細菌や雑菌を誤嚥してしまうことが肺炎を引き起こすのです。特に高齢者の方は誤嚥を起こしたときに咳をする機能(咳反射)が低下している人が多いため、誤嚥性肺炎を起こしやすいと言われています。では、どうしたら誤嚥性肺炎を予防できるでしょうか?
『口腔ケアで健康な生活を』
誰でも出来る簡単で確実な方法は、口腔内の細菌や雑菌を繁殖させないことです。皆さんもご存知の『歯磨き』が、口腔ケアの代表的なものですが、肺炎の原因になる菌は歯だけではなく、口の中全体に存在します。特に舌は、菌が繁殖してもケアしにくい部分です。この舌のケアには、市販の歯ブラシではなくスポンジブラシを使用してあげましょう。

このスポンジブラシは、『磨く』 よりも『ふき取る』時に使用します。舌に歯ブラシを当てると痛がる 方が多いですから、そんな時は 軟らかいスポンジブラシを 温かいお湯で濡らして、舌の菌を拭き取ってあげると効果的です。また、歯磨きの前に、歯の表面の菌をスポンジブラシでふき取ってあげると、歯磨きの効果も上がります。入れ歯のケアも忘れてはいけません。はずした入れ歯はしっかりと洗い、清潔に 保ちましょう。最近少しずつ注目されてきている口腔ケアですが、まだまだ『食後に必ず磨き!』とまでは いかないようです。ご家族やケアマネージャーさんと協力しながら、少しずつ、口腔ケアを広めていきましょう☆
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