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介護保険改正から半年が経ち、訪問介護事業所としてやはり大きく変わったことは、予防給付対象者への支援が月を追うごとに増えていることです。『介護予防訪問介護』と『訪問介護』の違いはいくつかあります。定額制であることも、給付回数に制限があることも大きな違いではありますが、気をつけなければならないのは目標設定の違いです。例えば『要介護者の場合、ヘルパーを利用して食事を用意してもらい、バランスよく摂取するという目標』が立つことが多いですが、要支援者の場合は一人でバランスの良い食事が作れて、食べられるようになることが 最終目標となります。長期的に考えれば、本人ができるようになれば援助の度合いも減りますが、代わりにするよりも、本人にしていただくようになるまでの援助の方が、ヘルパーとして高いスキルを必要とします。その意味で、今回設定された報酬単価では、目標を達成する観点からすると、低いと感じるのが本心です。
この報酬単価で、事業所として採算をあげるために、事業所としても努力していかなければなりません。当社では、これまで登録ヘルパーに九割の労力を求めてきました。今回の改正で見えることは今後そうした形態は変えていかなければならないということでしょう。特定事業所加算の要件を考えても、スキルアップした常勤ヘルパーにより、効率よく訪問をこなしてくことで、予防給付の増える今後の経営困難を乗り越えていけるのではないかと、模索しているところです。
最後に、ケアマネとして感じることですが、サービス事業所にとって今後包括支援センターとの関わり方がますます重要になってくると思います。軽度者であるからといって、ケアマネの関わりが軽くて済むということはありません。本当の自立に向けて適切なケアを提供するために、必要な情報を適宜地域 包括支援センターにフィードバックしていくことが重要だと思います。
(松沢あゆみ)
【執筆者のご紹介】 (有)わかばケアセンター 代表取締役・介護支援専門員 松沢あゆみ代表 2001年7月より、市原市に訪問介護事業所を設立。福祉 用具貸与事業、介護タクシー事業と、順調に事業規模を拡大されています。現在ヘルパー50名を有し、市原市役所周辺地域を主としてご活躍中です。
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